象牙は昔から文化と深く関わってきたものです。楽器、麻雀パイ、印鑑、食器等あらゆる物にしようされてきました。
日本には象がいないので象牙は輸入する事になりますが、高値で取引される事から象牙輸出国は象の乱獲を始めました。日本などに高値で象牙を輸出するためにハンターによって野生のアフリカ象が乱獲されてアフリカ象の数は減少していきました。
975年にワシントン条約が発効されたものの、象牙目当てのアフリカ象の密猟が絶えず、アフリカ象の数は減少していく一方でした。
ワシントン条約による規制や野生動物の保護が世界的に厳しくなって、象牙目当てで乱獲されていたアフリカ象も着々と増加していっています。
またアフリカで自然死したアフリカ象の牙が放置されていた事から、ワシントン条約締約国会議で協議されて、ジンバブエ・ナミビア・ボツワナ・の3ヶ国より試験的に1回だけ試験的に輸入されました。
一部の象牙の輸入解禁には賛否の意見があり、再び乱獲する者が現れる懸念があるとの意見もあります。ただ、一方で野生のアフリカ象を保護していくためには多額の資金が必要で、当事国がその資金を得るためには商業輸出がある程度必要でもあるのです。アフリカ象の象牙は高値で取引されるため、限られた範囲内とはいえアフリカ象の象牙の輸出は必要不可欠なのです。
法改正で現在の象牙の取引は以下のように決められています。
象牙製品の中で印鑑・印材を取扱う事業者(製造業者・卸業者・小売業者)には届出が義務付けられている。
上記届出事業者については、取引台帳の記帳及び提出が義務付けられている。
上記届出事業者に対する立入検査の実施。